8bitの館 まじゅう その5

明るいまじゅうの進め〜その5〜

遠くのハワイよりも近くのソウル!ということで今回はお隣の韓国製ジュースの特集をしてみました。海ひとつあるせいで文化の違いは大きいもので韓国では米までもジュースになっています。初めてシッケ(甘米汁)に出会ったときはいろんな意味でショックが多きかったです。もう一度そのときの衝撃を探しにまじゅうのすすめ その5開始です。

 

製品名 アチムヘサル    製造元 Woongin  パッケージの怪しさ 

アチムヘサル

韓国製まじゅう企画1本目はアチムヘサルです。ちなみにジュース自体は韓国語表記となっており読めませんので名前はレシートから類推しています。唯一読めるのはGoodRiceという箇所だけです。これも米ドリンクなんですね……いやな思い出が。パッケージはうす茶色の背景に水墨化のタッチで稲穂が描かれていました。淡い色彩でまとまっているので置くコーナーさえ巧くすればお茶と勘違いして手に取る人がでそうなほどです。もちろん私の場合は中身については確信犯ですから飲まないといけません。開けます。中身は白濁色です。雷おこしのような米の香りが漂ってきます。飲んでみると案の定、砂糖の甘さと米菓子の風味が口いっぱいに広がっていきます。これは紛れもなくシッケ(甘米汁)と同じですが、190mlと少量であり甘みも比較的押さえられており安全面では遙かにアチムヘサルの方が勝っています。一般の方が韓国の伝統飲料「米系ドリンク」を試すにはインパクトとまずさ・うまさ(?)のバランスがとれていていいのではないかと思います。美味しくないですが……

画像は同製品の1.5lペットボトルと250ml瓶入りのバージョンです。

総合まじゅう度 C

 

製品名 スジョンガ(水晶果) 製造元 PALDO    パッケージの怪しさ 

スジョンガ(水晶果)スジョンガ(水晶果)その2

2本目は缶のイラストにインパクトのある水晶果です。濃いめの黄色地に赤い斜線が入っており、中央にはガラス器の写真が載っています。その中は干物になった果実と松の実が浮かんだレンガ色液体が浮かんでおり、なんとも怪しい色です。缶にある読める文字を拾うとVILAC CINNAMON PUNCH、シールで張ってある現材料名には桂の樹皮粉末・乾燥生姜粉・乾燥柿粉末・砂糖・「水」 ……なんとなく飲まなくても味が予想できます。シナモンにショウガ、う〜〜ん。あ、忘れそうになりましたが水もありましたね。水を原材料に入れてくれるなんて正直なものです。日本では書かないのが当然なので新鮮なものがあります。とまぁ変な感心をしつつ缶を開けます。色は写真と同じレンガ色で匂いは、えぇ予想通りに強いシナモンの香りでしたとも。シナモンは私が個人的に嫌いな香辛料だというのに、飲みましたとも。味は濃いめの砂糖水にシナモンの匂いがあるだけです。完全にショウガだとか柿粉末なんかは消えていて、とにかく単純なシナモンの匂いがくるだけにリアクションに困ります。シナモンスティックを囓れるようなシナモン好きの人なら楽しめるかもしれません。直球勝負でわかりやすい味でした。

総合まじゅう度 B

 

製品名 ソルイヌン   製造元 CHEIL JEDANG  パッケージの怪しさ 

ソルイヌンは細長い250ml缶で白地を背景に松の枝と花が描かれています。イラストは真ん中に控えめに描いてあり遠めではお茶系の缶飲料に見えます。松の絵がありますので松の葉茶といったところでしょうか。それならば大したことはないのですがこれは清涼飲料水として売られているのです。松のジュース、いったいどんな味なのでしょう。飲んでみます。色は無色透明で味は甘みが強くなったスポーツドリンクに似ています。そして後味はスッとするハッカやメントールが入っているような感じです。これが松の味なのでしょうか、私は松を囓ったことがないのでよく分かりませんでした。最後にソルイヌン最大の特徴である匂いについて触れます。この匂いが強烈で飲もうと缶に口をつけると「グリーン 〜森林の香り〜」が鼻を襲います。トイレの芳香剤や家庭用洗剤と同じタイプの匂いです。口に含めば鼻と口の中に森林の香りがいっぱいに広がり、後味にスッキリとした清涼感があります。味と匂いのバランスが良いとは言いにくいですが純分に摂取が可能です。上で取り上げたまじゅう達に比べれば全くもって安全です。くらべれば。

総合まじゅう度 D

 

製品名 ナツメジュース   製造元 メーカー名判読不能  パッケージの怪しさ 

ナツメジュース

商品名が韓国語で判読不能のためレシートよりナツメジュースとここでは呼んでおります。4本目ともなると処理に困ってきてしまいますので今度のは190ml缶と量が少なく体に優しいタイプで助かりました。黄色みがかった茶色な小さい缶で中央にナツメの実が3つ、左上には田園風景が描かれています。日本でも地方の物産展にありそうな無難なイラストとなっています。さらに嬉しいでなく困ったことに味と匂いまで無難なものでした。干しプルーンや干しぶどうににた乾燥ナツメの匂いと乾燥ナツメの味です。ご家庭でも砂糖水に干しプルーンを入れて一晩おけばこんな飲み物が作れるでしょう。おそらくナツメジュースの赤茶色まで再現できると思います。干しプルーンが食べられるかどうかが味の好みにつて別れどころでしょう。ちなみに私は幸いにも大丈夫でした。

総合まじゅう度 C

 

製品名 米ごころ   製造元 PALDO  パッケージの怪しさ 

甘米汁の恐怖再来。アチムヘサルとは違い「米」を前面に押し出した本格派の米ドリンクです。缶のイラストは薄い水色地に菊と稲穂の線画が描かれた大人しいのですがRice PunchやらHigh quality soft drinkとジュースのコピーかと首を傾げたくなるものが書かれています。日本でもお菓子に米を使うことがありますから不思議はないでしょう。とは言うもののジュースにはまだ抵抗感が残ります。また米ごころ今回のまじゅう達の中では珍しく日本語で内容が書いてあります。深読みするとそれだけ日本に浸透しているということなんでしょうか。恐ろしい。意を決して飲んでみるとドロッとした口当たりで濃厚な砂糖の甘みが広がります。そして子供の頃に食べたアラレ菓子に似た香りが鼻へと突き抜けます。甘さと匂いが混じり合い何ともいえぬハーモニーを醸しだされ……まずいです、甘米汁よりははるかにマシですが。甘さも砂糖や水飴といった類の甘みで口に残りのどが渇きます。これだけけなしながらも米ドリンクの中では耐えられるレベルなので米は奥が深いです。

総合まじゅう度 B

 

製品名 人参入り米ごころ   製造元 PALDO  パッケージの怪しさ 

上でとりあげた「米ごころ」の人参入りバージョンです。缶のレイアウトは非常に似ていて缶の色が濃いめの紅茶色になり、米ごころでは稲穂だったイラストが薬用人参に代わっているくらいの差しかありません。それにくらべ中味の変わりようはひどいです。白かった液体が赤っぽくなりスッとするような漢方薬独特の鋭い匂いがたちこめます。甘くドロッとした米ドリンクに漢方薬の匂いと匂いが襲ってくるのです。今回の中でもトップクラスのまずさで、いくら健康になれるとしても私はこんなもの飲みたくないです。おなじ漢方薬臭く中味の知れないまずさならユンケルの一番安いのでも買っていたほうが米ごころ人参入りを飲むより精神衛生上はるかにましです。今回も匂い系のまじゅうにやられてしまいました。余談ですがこれに入っていた薬用人参は韓国人参という名前になっていました。朝鮮人参とか高麗人参ではないあたり、さり気なく商標を気にしているのがうかがい知れて面白いです。日本への輸出にあたって調べたのでしょうか。

総合まじゅう度 特A

 

製品名 シッケ(甘米汁)   製造元 yakult  パッケージの怪しさ 

シッケ(甘米汁)

韓国製品のおそろしさをまじゅう調査員に嫌というほど思い知らせたシッケの別メーカー版です。日本人の口にはさっぱり合いませんがこうして複数の企業で販売しているところを見ると韓国では売り文句「Nostalgia Drink,Shikhye since 1994」どおり伝統的飲料であるようです。おそらくどちらかがマネているのだと思いますがPALDO版とyakult版は缶のデザインが酷使しています。黄色時に斜めで赤のストライプが入っており中央に器にあけたシッケが書いてあるのです。違いは発色の差と中央の器がイラストであるか写真であるかだけです。遠目ではまずどっちがどっちかわかりません。あ、そうでした、シッケを作っているyakultは日本のヤクルト社とは関係がありません。イメージダウンに繋がりかねないので今のうちに大切なことを書いておきました。
これからが試飲ですがこのケースはただシッケのまずさを記録するのではなくPALDO版との違いを調べる目的があるので横にPALDOのシッケを置き味を比べながら飲みます。…晩御飯は無事に食べられるか不安です……。缶を開けたところ水飴のような砂糖の甘さと米菓子の匂いがしてきます。臭気についてはどちらも似ているようです。味はとにかく甘くショウガ風味のベッコウ飴のような感じです。喉ごしにふやけた米菓子の粒を確認すると、この後に米と砂糖水とショウガのあわさった三身一体の攻撃を繰り出してきます。yakult版もなかなかなマズサを出してきています。比べるとPALDOよりは甘見と匂いが少ないので多少飲みやすくなっていて、かわりに缶に入っている米の量が多い気がします。そのため飲み終える最後のラストスパートが非常にきびしいものになっています。飲み比べてみて2つとも違いがありましたがどうしようもなく美味しくないのだけは変わりませんでした。

総合まじゅう度 A

 

製品名 梅ドリンク(正式名称不明)   製造元 woongin  パッケージの怪しさ 

梅ドリンク

ついに韓国製品編の最後です。これまでに何度か登場したwoonginの梅ドリンクです。またまた韓国語表記のため制式名称はわかりませんでしたがレシートとデザインから梅ドリンクと呼ぶことにしました。190mlのこぶりな缶で背景は黄緑です。中央のイラストは青梅が2個あるだけと前のに比べるとすこぶる平穏です。それにいくら美味しくなかったとしても甘いだけでしょうからあの拷問の次だと気が相当楽です。あけると今までの流れに反してアルコール分のない梅種のような甘さとすっぱさの混ざったいい匂いがします。色も透明の琥珀色で美味しそうです。世間一般的な期待をして梅ドリンクを飲みます。……やりました!今回の中で初めてのあたりです。もといまじゅうとしては0点なのですが何よりよかったです。安心して最後を締めくくれます。美味しいジュースを飲むとはとても楽しいことなのですね。韓国にも日本人の飲める物があって良かったです。ご旅行の際は無難に梅ドリンクを飲むといいでしょう。

総合まじゅう度 E

 

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